2012年3月28日水曜日

京論壇2012参加者募集のお知らせ


このたび京論壇では、2012年度の参加者募集を開始いたします。


l  分科会(討論テーマ)

幸福と発展/資源と国際政治/移民

l  セッション※1

北京セッション:9月下旬(8日間)

東京セッション:10月上旬(9日間)

参加費:5万円程度(渡航費、宿泊費、食費含む)

l  参加資格

1. 東京大学/東京大学大学院に所属している学部生・院生であること。

2. 開催日程の全期間、参加可能なこと。

l  日程※2 説明会は各日とも18時半開始を予定しております。

325日(日)参加者募集開始

413日(金)説明会@駒場5号館514教室

416日(月)説明会@本郷工学部2号館9階会議室

417日(火)説明会@駒場5号館

4月19日(木)説明会@本郷山上会館(日中学生会議と合同)

424日(火)説明会@本郷工学部2号館

426日(木)説明会@駒場5号館

430日(月)申し込み締め切り

55~511日 面接

5月中旬(予定) 参加者決定

l  個別説明

説明会にお越しいただけない方は、jingforum2012recruit@gmail.comまでご連絡頂ければスタッフの者が個別に説明に伺います。

l  応募方法

分科会は志望順位をつけて3つまで応募可能です。ホームページ分科会紹介ぺージより第一志望の分科会のエントリーシートをダウンロードし、記入、メール添付の上、件名を「参加者応募」として4月30日23時59分までにjingforum2012recruit@gmail.comへご送信下さい。
第二、三志望に関してはエントリーシートの該当欄へ記入下さい。複数のエントリーシートの提出は受け付けません。選考は分科会ごとに行われます。

55~511日に面接を行いますが、応募者多数の場合はエントリーシートのみによる第一次選考を行います。参加者決定は5月中旬の予定です。


1セッション日程は試験日程と重ならないように決定されます。

2説明会の場所は変更の可能性があります。最新情報はホームページをご覧下さい。

その他ご質問はjingforum2012recruit@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

それでは皆様の奮ってのご応募をお待ちしております。

2012年3月11日日曜日

北京で議題決定!(後編)


昨日に続いて北京大生との今年度議論トピック選定の様子をお伝えします。
本日は前年度からの継続スタッフである高浪の報告となります。


皆様お久しぶりです!
去年の国家イメージ分科会の参加者でした、髙浪皦(アキ)です。
今年は議長として京論壇2012の執行に携わります。どうぞ宜しくお願い致します。

東日本大震災から1年を迎えました。
被害にあわれました皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
京論壇の活動が日本を元気づけるきっかけの一つとなれるよう、精一杯努めていこうと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。

さて、北京渡航3日目を迎えました。

昨日は午前一時過ぎまで東大側でミーティングをして、新たなトピック案を練ったり、既存の案を深めてたりしていましたが、北京大生と京論壇の打ち合わせができる事が楽しみで朝起きるのが全く苦になりませんでした!

予定の時刻にカフェにつくと、すでに北京側の代表が僕達のことを待ってくれていました。徐々に他のメンバーも集い、早速トピック決めに移りました。自分たちが何時間もかけて編み出した自殺の問題、自分の命はどこまで自分のものなのか、臓器移植等のテーマを扱う生命倫理案は早くも崩れてしまいました。東大側にとって盲点になっていた弱点を、北京大生は素早く見つけ出してくれました。どちらかが優秀というわけではなく、やはり彼らに見えるものと自分たちに見えるものは違うんだなと感じました。だから彼らと一緒に議論して楽しいのです!

午前中はトピックが一つ決まって、二つ目のトピックの方向性も見えてきた所でお昼をいただきました。そして、両大学スタッフ全員、カフェのソファーで爆睡してしまいました。北京大生との議論に打ち込んでいるときは本当に楽しくて疲れも感じないのですが、一旦議論を終えるやはり眠くなってしまいます。頭をずっと働かせているわけですから長時間の議論には、特に本番中は朝から夜遅くまで頭を使い続けているわけですから、相当のスタミナが必要です。

午後になって北京側の副代表がミーティングに加わりました。日曜日の午前中にGRE(米国の大学院に進学するための試験)対策の授業に出ていることを伺うと、「やはり北京大生はすごい!」と感じました。彼女がたくさん良い指摘をしてくれたおかげもあって、三つ目のトピックも割りと早くきまりました。その後は参加者の選抜についての話であったり、今年のセッションでなにか要望はあるかという話をしたりして、カフェを去りました。実際、なにかテーマさえあればあのまま彼らと議論し続けても良かったのですが。笑 自分の考えを相手の考えにぶつけてみたり、共に新たな案を練ったりするのはとても楽しいですし、ましてや相手が北京大生ですと、気を抜くことなく、常に本気を出していかないと潰されるというスリルがあってなお面白いですし、様々な意味で建設的です。京論壇に入ってから思考であったり、視野の広さであったり、自分は大きく成長していると感じているのですが、準備段階を含む、全てはこの北京大生との熱い議論のおかげだと感じています。本当にありがたいです。

夜は去年の国家イメージ分科会の同窓会に参加しました。早く日本側のスタッフに会って、今後の事を詰めていきたいです!誰がどの分科会に入ってくれるのかも楽しみですね。

では、簡単ですが、今日のブログでした。

                                                                                                                                  (髙浪皦

2012年3月10日土曜日

北京で議題決定!(前編)


現在京論壇スタッフは北京に渡航し、北京大学側の学生と今年度の議論トピックの選定を行なっております。
その様子の報告が議長を務める寺井から届きました。


さて、本日からミーティングの開始です!

日本メンバーは730分頃に起床。
北京大代表Andrewの案内で北京大構内のカフェテリアにて朝食を取りました。
包子とおかゆのセットを頂きました。
宿付近のカフェにて個室を押さえ、9時頃から会議を開始しました。
北京側からはAndrew, Josua,Cindy, Lylaが参加(Andrew以外は議長)。


午前中の議題は今年度の活動理念のクライテリアと、各トピックの紹介が行われました。
理念のクライテリアはまず日本側が説明し、それに対して北京側の意向を確認する形で合意形成を試みました。
日本側が提示した内容については大体賛同を得ることができ、理念に関しては比較的スムーズに合意に至ることが出来ました。
昨年の反省を受けて、「事前勉強の徹底化」と「事前連絡を緊密にすること」を理念に追加することにも合意しました。
余った時間で各学校側の提案するトピックを説明しました。

昼食は同カフェにて。
1330分頃から会議を再開。
東大側が提示したトピックの一つ「Happiness and Development」には北京側も関心を示し、微調整を経て…
一つ目のトピックが「Happiness and Development」に決定しました!

その後は夕食。
レストランにて、北京ダックを頂きました!




再びカフェの個室へ。
夜のセッションからは副代表のKarenおよびZhouyuが参加してくれました。
一つ目のトピックに関してのおさらいと、2つ目のトピックについての検討を行いました。
ですが、2つ目のトピックは中々難航…。
各国において扱いにくかったり、議論の終着点が見えない等、一つ一つのトピックに対する懸念が交わされました。

また、扱う3つのトピックのうちの一つに「日中関係」を反映させる点についても、その具体案に関して議論は中々まとまらず。

議論が煮詰まったところで早めに解散し、各学校側で改めて作戦を練り直すことに決定しました。
翌日の議論に向けて、
    価値観の対立 および
    議論に終着点が見えるか
を念頭に置きながら、各グループで改めてトピックを練り直すことになりました。

カフェにて北京側と別れ、日本側はホテルに戻って作戦会議です。
東大側の本日の反省としては…
「感覚で【これは駄目だ】と思ったトピックに関しての検討が少なすぎた。【どうしたらこのトピックで2週間議論出来るようになるか】を念頭に考えていこう」
といったものでした。

一応の方針が立ったところで本日は終了。おやすみなさい。

(寺井 浩介)

京論壇2012、始動しました!


皆さまはじめまして。京論壇スタッフです。
現在、北京に渡航している代表の幸松からメッセージが届きました。


はじめまして、京論壇2012代表の幸松です。
ようやくスタッフの役職も確定し、新しい京論壇の始動にとてもわくわくしています(^-^)/

さて、今回は今年度初の記事ということで、京論壇2012が目指して行くものについて、述べさせていただきたいと思います。

京論壇とは何かと聞かれたとき、自分は「北京大と徹底的に議論する団体」だと思っています。京論壇に参加してくる北京大生は、まさに中国のスーパーエリート達です。学部主席や省のトップ入学者など、卓越した能力の持ち主が入ってきます。
そんな彼らとの議論の場では、大きな「試練」が待ち受けています。生半可な準備では英語力・知識・積極性を兼ね備える彼らに太刀打ちできませんし、互いにとって有意義な議論とすることはできません。
しかしそんな「試練」とも言える環境だからこそ、しっかり準備をして本気で北京大生とぶつかりあったとき、かけがえのない経験を得ることができます。それはときに自分の価値観を揺るがすものでありますし、ときに自分の人生に指針を与えるものでもあります。議論という「試練」を乗り越え、そこで大きな成果を獲得する、それが京論壇という場だと思っています。

7年目を迎える今年、京論壇はさらなる発展を目指しています。7年間の議論の蓄積は、安易に受け入れるだけでは「惰性」のものとなりかねません。しかし、これらの蓄積をきちんと吸収し、その上にさらに積み重ねをしていけば、必ず去年以上の京論壇を作り出すことができると感じています。たとえば、学習のシステム化や北京大とのより密な連携を通じて、準備の効率性をさらに高めようと考えています。他にも京論壇は近年プレゼンスがかなり高まっており、この環境を活かすことでより社会発信を充実させることができると考えています。自分達の成果をきちんと伝えることができれば、必ずや社会や日中関係にとって意味のある発信とすることができるでしょう。

そんな今年の京論壇ですが、現在は議論トピック案の決定作業の真っ最中です!(いきなり軽くなってすみません^^)日本側での作業が終わり、いよいよ今日から北京にて、北京大のスタッフとミーティングをしてきます。これから数回にわたり、北京渡航の様子をブログにて紹介させていただきたいと思いますので、是非みなさまもチェックをしてください!

それでは今後も京論壇を宜しくお願い致します。

京論壇2012代表 幸松大喜


今後もこのブログで京論壇の活動を随時お知らせします。
私たちの活動の魅力を少しでも多くの方に知っていただけたら、と思っています。
それでは、今年度もよろしくお願いします!

            (キックオフミーティングの様子)