2012年5月29日火曜日

顔合わせ合宿


 こんにちは。2012年度スタッフの清水と申します。526日から27日にかけて参加者を交えた合宿が行われましたので、そのご紹介をいたします。

 この合宿の目的は2つありました。1つ目は参加者どうし、そしてスタッフと参加者の交流を深めることです。参加者選考が終わってからおよそ10日しか経過していない今、スタッフ同士が、参加者同士が、そしてスタッフと参加者が一気に親交を深める機会を用意したいと考えました。2つ目の目的は、参加者に京論壇の雰囲気を知ってもらうということです。京論壇に入ったばかりの参加者にとって、京論壇の経緯や理念を知る機会として、今回の合宿は企画されました。

 具体的なプログラムをご紹介します。第一部は渋谷にあるDHCコミュニケーションスペースにて開催されました。代表の幸松による京論壇理念に関するスピーチから始まった第一部では、アイスブレイクを経た後、小グループに分かれて「京論壇で得たいものは何か」、「自分が将来について考えること」という議題でディスカッションを行いました。終始真剣なムードの中、私のテーブルの二つ目の議題では「他者のために働く意義とは何か」という議論に話が進み、早速価値観の対立が見られました。


アイスブレーキングのゲームの様子
 第二部はパーティです。第一部が行われた渋谷から下北沢へ移動しパーティを行いました。今年の京論壇は大学一年生から修士二年生までがほぼ均等に在籍していますが、学年間の格差を感じさせず皆それぞれが打ち解けて楽しめたのではないかと思います。パーティの後は代々木オリンピックセンターに移動し宿泊しました。部屋では深夜2時頃まで団欒が続き、メンバーの知られざる() バックグラウンドを共有することが出来ました。

 二日目は第三部として英語即興ディベート大会を行いました。議題は「原子力発電を廃止するべきか」、「医者は患者に常に病気の真実を伝えるべきか」、「救急車の利用を有料にするべきか」の3つです。優勝した中楯・後藤ペアは、様子を見に来て下さった京論壇アルムナイの二人と「京論壇ではメンバー内部で彼氏彼女を作ってよいか」という議題でお笑いディベートを行いました。アルムナイは「共創未来」という団体理念を持ち出し、愛の重要性を説いて笑いを誘うなど、楽しいラウンドとなりました。このプログラムは思考力の英語力のトレーニングになったのではないかと思います。

 今回の合宿は、全体として当初の目標を達成できた非常に濃い二日間であったように思います。遊ぶときには精一杯楽しみ、真面目なときには必死に真剣になるというけじめの中、自分が現在どのような場所におり、仲間はどのような者であり、これから半年間何をしていくのかということが各自の中で明確化されたのではないかと思っています。

 簡単なものでしたが、以上で合宿の報告とさせていただきます。それでは失礼いたします。

2012年5月25日金曜日

北京大OGの歓迎会



こんにちは、副代表の打越です。

先日、京論壇2011で北京側の副代表をしておりましたChenlu He さん(通称Lulu)が来日しました。彼女の訪日を京論壇一同で歓迎しようと、渋谷で食事会を開きました。



Luluさんは京論壇2010で経済格差分科会の参加者を経験された後、翌年に北京側の副代表として活躍されました。昨年参加者として京論壇にいた私は彼女から多くの刺激を受け、非常に尊敬している人の一人です。

彼女は日本で働くことを選び、8月から商社で働くことになっています。日本人の社員との交流もかねて来日をしたようでした。

京論壇を通じて北京と東京で友好を深めた北京大生が日本で働きにくる。本番のセッションが終わってお別れ、とはならずに日本で一緒に食事をすることができる。少し不思議な感じがしますが、世界のグローバル化を強く感じさせる出来事でもあります。


さて、食事会当日は彼女の誕生日でもありました。京論壇の現役メンバーからは東京で働くことになる彼女に東京のお散歩マップをプレゼントしました。
現役メンバー以外にも京論壇2010でLuluと同じ分科会にいたアラムナイの方もきてくださり、彼女も旧交を温めているようでした。

彼女は日本での生活が楽しみで仕方ないようで、数ヶ月しか学んでいないとは思えないほどの流暢な日本語で私たちと話をしていました。このように、自分のバックグラウンドとは異なる文化に容易にとけ込んでいける才能には驚くばかりです。

別れた後に、8月以降になれば、東京の町中でばったり会うこともあるかもしれないと考えると、あまり寂しくはないなと感じました。久しぶりに心温まる良い日になりました。



こうした関係を築けるようなセッションを本年も作っていければと思います。


2012年5月22日火曜日

スタッフ紹介その3 <資源と国際政治>分科会

スタッフ紹介も今回で最後です。
最終回は<資源と国際政治>分科会です。



高浪 皦(議長・教養学部 B4)

・一番好きな時間
舞台の上にたっているとき。小学校から高校までバトントワリング、大学からジャズダンスをさせていただいます。舞台の上でしか味わえない、一瞬一瞬を夢中で踊っている時間が何にも替えられないです。

・最近気になる人物
アウンサンスーチーさん!3年の夏に人権問題をテーマにミャンマーにフィールドワークにいきました。政府に要注意人物とラベルを貼られた活動家や元政治囚の方々のお話を生で聞くことができたのですが、当時はまだ民主化の動きが本格化しておらず、常に政府関係者の気配を感じながら旅をしていました。最終日にスーチーさんにお会いしたときの彼女の笑顔にその一週間の疲れや落ち着かない気持ちがほぐされました。議員として当選された今、さらなるご活躍を願っています。

・将来の夢・目標
笑顔が一つ増えるだけでも一歩世界の平和に近づけると思うので、沢山の人に喜んでもらえる仕事をしたいです。そして親に精一杯の恩返しをしたいです。


林 思朗(教養学部 B4)

・今まで読んだ中で一番面白かった本は?
柳田邦男『犠牲ーわが息子・脳死の11日』。自殺未遂の息子が脳死までの11日のみならず、哲学書や文学に親しむ息子の世界観や、脳死の再考など、初めてこの本を手に取った高校生だった私にとって考えさせられる内容がたくさんありました。ある意味人生を変えた本。

・「これだけは人に負けない」というもの
ポジティブ・シンキング。(まだ人生経験が浅くて断言できないかもしれませんが)トラブルや失敗に直面しても物事のいい面を見て楽しめます。

・将来の夢・目標
とにかく余裕のある大人になりたいです。目標と称しながら余裕の定義はまだ未定。


小野 真吾(工学部 B4)

・最近気になっている人物
Salman Kahn
ビデオを使って教育の場にイノベーションを起こす、を掲げるKhan Academyの創始者(TED→http://p.tl/mlES)。田舎出身で◯進衛生予備校に通って勉強してた自分には馴染みのあるテーマだったり。この間会った中国の起業家もアメリカの大学生が講義をする様子を撮影してe-learning方式で大学に行けない中国の子供に配信する事業をやっていて、教育の形を考えさせられました。

・「これだけは人に負けない」というもの
何事もとりあえずやってみる姿勢
大学に入ってからというもの、興味のあることにはとりあえず手を挙げてみてそれから考えよう、というスタンスで臨んできました。上手くいっても失敗しても自分にとっていい経験になってきたと思います。これからも貫いていきたいです。

・大学1、2年生の過ごし方
テニスときどき株
両方共サークルに所属していました。特に株式投資は様々な物事を考える上での基礎力を養う事ができました。ただ実際の運用成績は聞かないでください・・笑


渡邊 里香(経済学部 B3)

・京論壇2012に期待しているもの
ガチな感じを期待しています!議論だけじゃなく勉強も遊びもね!!

・将来の夢・目標
将来の夢は決まってませんが、海外に留学して勉強したいです!!
・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?
大学からテニスを始めたのと、学生団体HCAPで活動してました!テニスはいまも続けてます!


お読みいただきありがとうございました!

活動報告〜<移民>分科会〜


活動報告〜<移民>分科会〜


今回は分科会の活動状況をご報告します。第一弾は移民分科会です!
「フレームワーク」「使用する資料」「フィールドワーク」の3本柱となっています。

***

フレームワーク

「移民」という課題は、これからの私たちが取り組まなければならない課題だということは広く認識されてきていると思います。京論壇2012移民分科会では、現段階で ①「送り出し国」としての歴史をもつ中国、「受け入れ国」となっていくかもしれない日本という独自の立場をもつ両国の視点から、国内移動と国際移動について具体例をとりいれて議論すること、② 頭脳流出など、トップ層の人口移動動向という自分たちにより身近な話題についても積極的にとりあげていくこと を決めています。けれども、移民について考えるには本当に多様なアプローチが可能なので(例えば、同化主義か多文化主義かといった移民の受け入れ方、労働力としての移民の誘致の是非、移民が与えられるべき権利 等々)、参加者の興味も取り入れつつ、さらにサブトピックを詰めていきたいと思っています。



勉強会で使用する資料

本、論文、学術雑誌など様々にあがっています。論拠に困ることはなさそうですね。
その内のいくつかを紹介すると、書籍では「民族という虚構」「移住・移民の世界地図」、論文では「FOREIGN AFFAIRS JAPAN−移民が生み出す世界の新力学」「Citizenship, Immigration, and the European social project: rights and obligations of individuality」などがあがっています。また、現在移民分科会のメンバー2人が、文学部で開講されている”People Crossing Borders: Qualitative Research on International Migration” という英語によるゼミに参加しているので、その授業も活用しています。



フィールドワーク


京論壇は「価値観の議論」というのが大きな特徴の一つですが、そのためには現状起きている問題を当事者として捉えることが欠かせないと思います。
けれども、「移民分科会」である私たちの中に移民を経験した人はいません。そこで、実際に外国にルーツがあるとはどういうことなのか、そのことでどの様な問題に直面しているのか、ということを自分たちの目で見るために、まず西日暮里にある「多文化共生センター」という施設に足を運んでみました。
こちらは、主に外国にルーツをもつ子供たちのための教育事業を行っているNPO法人の施設です。

実際に行ってみると、かつての小学校を利用した作りとなっていて、まさに学び舎といった様子でした。初めにセンターの概要や在日外国人に関する政策や統計資料、実際に彼らをとりまく環境(特に教育面など)について、自らが中国出身でいらっしゃるスタッフの方からお話を伺いました。

続いて、実際にボランティアとして学習指導をする機会にも恵まれました。中国出身の中学生の子に日本語と英語を教えたのですが、言語の壁を改めて感じました。理解できているかどうか確認しても、そう問う日本語が理解できていないこともあり、本当に難しかったです。中国語を用いて何とかコミュニケーションがとれると言った状況で、やはり外国から来た子供たちには、「母語による現地の言語教育」というサポートが必要なのではないかと思いました。「言語は使っている内に覚えるもの」と言いますが、もし自分が上手に喋れないことを気にしてその言葉でコミュニケーションをとることをためらってしまったら、そのような子供達はどうやって現地の言葉を習得するのでしょう。そしてそのような子供たちは珍しくないのではないでしょうか。現地の言語の理解が、その社会で生きていく−つまり種々の行政的な手続きや普段の買い物、仕事などに至るまで、全ての生活の場面で一番の土台となることを考えるにつけても、「橋渡し」を担う人の必要性を痛感しましたし、同時に、現状のケアの不十分さも感じました。

一口に「外国から来た子供たちの抱える問題」と言っても、教科書的な認識しかなかったことが、今回直接足を運んだことで「実感」できたことは、良い経験となりました。本番セッションの準備を進めていくにあたり、これからも「実際の現場を訪れること」を重視しながら問題意識を共有して、地に足の着いた議論ができればと思います。

2012年5月19日土曜日

スタッフ紹介その2 <移民>分科会

前回に引き続き京論壇の運営スタッフの紹介です。
スタッフには以下の10個の質問から3つを選んで回答してもらいました。


・最近気になるニュースは?
・最近気になっている人物は?
・中国に対して抱いている印象
・京論壇2012に期待しているもの
・今まで受けた中で一番印象深い講義は?
・今まで読んだ中で一番面白かった本は?
・今の東大生に足りないと思うものは?
・将来の夢・目標
・「これだけは人に負けない」というもの
・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?


今回は<移民>分科会です。





後藤 圭佑(議長・教養学部 B4)


・京論壇2012に期待しているもの
優秀な北京大生、一緒に活動する東大生とのつながりを大切にしたいです。現にスタッフのメンバーも尊敬できる仲間ばかりなので、自分も負けずに役目を果たしていきたいと思っています。

・今まで受けた中で一番印象深い講義は?
現在受講している、ハーバード流交渉術の授業です。まだ始まったばかりですが、実際に同級生とケーススタディを行いながらより良い交渉戦略について考えるのは非常に興味深いです。

・今まで読んだ中で一番面白かった本は?
ジョージ・オーウェルの『1984年』です。社会システムが持ち得る影響の強さや、現在自分たちの目に映る社会観や歴史観というものがいかに歪曲化されやすいものであるかを考えされられました。



清水 勇佑(法学部 B3

・京論壇2012に期待しているもの
仲間です。京論壇は、ついつい漫然とした生活を送りがちな自分に対し、「おまえはまだまだダメだ」と黙示的に指摘してくれる仲間に恵まれていると思います。これから出会う参加者や北京大生ともそういった関係を築けることを期待しています。

・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?
HCAP東京大学運営委員会という学生団体を中心に手広く課外活動をしていましたが、手広いとコミットが分散してしまうことを反省し、2年後半から現在(3年)に至るまではHCAPと京論壇に絞りました。また、現在はほとんどやっていませんが、一年ほど英語ディベートに関わった経験は自分に大きな影響を与え、京論壇を志望する理由の一つになりました。

・今まで受けた中で一番印象深い講義は?
現在進行形ですが、英語による移民のゼミです。英語で授業参加が要求され、毎週100ページ以上の英語読書課題が出されるという自分が今まで体験したことのない欧米型のクラスであり、最初は慣れませんでしたが、ここで得た知識をそのまま京論壇に還元できるという意味で非常に魅力的です。


高村 夏生(理科2類 B2)

・今の東大生に足りないと思うもの
飢餓感。知識に対してもその他様々な事柄・活動に関しても、「どうしても知りたい、やりたい」と言った飢えが無いように思います。
ぬるま湯に満足することなく、常に貪欲でいたいですね。

・大学1年の過ごし方
夏まで:迷走期。大学の余りの自由さと遠さ(通学に片道2時間)、そして共学であること(生粋の女子校出身者)に慣れるのに半年かかりました。空きコマにカラオケに行ったり、ご飯食べに行ったり楽しかったですが、いつも不安感に苛まれていました。
夏から:方向性確定。とにかく色々なことを経験したいということで、劇の鑑賞からアカペラ、英語ディベート、病院ボランティア、声楽などをやってみました。そして京論壇に入りました。

・「これだけは人に負けない」というもの
趣旨から外れている気もしますが、幸福度です笑
あげたらきりがないですが、睡眠不足と肌荒れに悩まされているとは言っても健康ですし、ご飯も美味しいし、不自由ない暮らしをし、素晴らしい友人や先輩に囲まれ、しかも素敵な家族にも恵まれているので!!悩みはつきませんが、そうやって悩めるのもまた幸せですね。


次回は<資源と国際政治>分科会のスタッフ紹介となります。

2012年5月17日木曜日

スタッフ紹介その1 <幸福と発展>分科会

今回から3回にわたって京論壇の運営をになうスタッフの紹介を行なって行きたいと思います。
スタッフには10個の質問から3つを選んで回答してもらいました!

今回は<幸福と発展>分科会のスタッフです!



寺井 浩介(議長・総合文化研究科 M1)

・中国に対して抱いている印象
中国、というよりは中国の人々ですが。一言で言えば「芯が強い」と思います。各々が明確なビジョンを持ち、それを実現するべく日々邁進している印象です。それゆえ、些細なことでは左右されないタフさを持っていて、見習いたいなと思うばかりです。

・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?
音楽に満ちた生活でした。吹奏楽部とバンドに所属し、それぞれ打楽器とドラムを担当していました。ライブハウスを廻ったり、一晩中音楽談義に花を咲かせたり、云々。あと髪がパーマでした。

・京論壇2012に期待しているもの
一歩踏み込んだ議論、自主的な勉強


光島 香織 (教養学部 B3)

・今の東大生に足りないと思うものは?
厳しさ。東大生はとても優しいので、相手が傷つくのを恐れて他人に注意することが出来ないと思います。高校では注意すべきことは注意するという文化があったので、たくさんのことを学びました。

・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?
模擬国連中毒でした。国連や各国外務省のサイトから情報を集めたり、担当国家の政策を考えたり、模擬国連会議を企画したりと、とても楽しかったです。この夏も京論壇×模擬国連企画をやります!

・将来の夢・目標
高級老人ホームに住む、かわいいおばあちゃんになりたいです。毎日誰かをお茶に招待して、おしゃべりして楽しみます。


山﨑 毅朗(文科2類 B2)

・京論壇2012に期待しているもの
選抜を受けた北京大生と東大生が濃密な議論を行うのが京論壇の性質ですが、より多くの日中関係に興味のある人に、開かれた議論の場をを提供すること。

・最近、気になっている人
メルロ=ポンティとレヴィナス。
興味のキーワードが「身体」や「他者」というとらえどころのないものに移って来ました。もっと明晰にせねばなあと考えています。

・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?
クラスの仲間と劇を作ったり、バンドをしたり、空きコマは駒場10号館で映画を見たりと、色々な遊びをやりました。夜は大学から帰るのが何となくもったいなくて、閉館まで図書館で本をペラペラめくっていました。


打越 文弥(文学部 B3)

・京論壇2012に期待するもの
私は、京論壇を通じて自己への内省を深めていってほしいと思います。
京論壇は価値観の議論を目指しています。その中で、自分の持っていた考えの脆さや限界について少しでも省みる機会を得てほしいです。

・北京大生に抱いている印象/東大生に足りないもの
北京大生は社会に対する責任感が非常に強いです。自分たちが試験で選抜されたエリートであることを自覚しており、何かしらの形で中国社会に貢献したいと考えている人が東大生に比べて多い気がします。

・大学1・2年生はどのように過ごしましたか?
前期課程でゼミをいくつか履修し、そこでの勉強が中心でした。一つは現場へのフィールドワークを重視する人権ゼミです。問題の当事者が社会をどう認識しているかを知ることの重要性を痛感しております。もう一つはグローバル化をテーマにしたもので、各人の関心に基づいた報告では、実証的な論文を書く作法を体で学びました。両者とも、常に個人の社会認識と観察者のそれがずれる困難を伴った社会学を専門とする自分にはすばらしい経験となっています。



次回は<資源と国際政治>分科会のスタッフ紹介をいたします。

参加者決定!


弊団体は厳正な選考の結果、今月15日に2012年度の参加者を決定いたしました。

これをもちまして2012年の参加者リクルートを終了とさせていただきます。
素晴らしい応募者の方々に多く恵まれ、選考にはスタッフも頭を悩ませましたが、「史上最強」と豪語する北京大側にも引けをとらないベストメンバーを選出したと確信しております。

【選考の過程に関して】
選考では恐れ多くもスタッフが応募者の評価をさせていただきました。
提出していただいたエントリーシート、個人面接、応募者どうしのグループディスカッションを通じ、事前に基準として設定した「議論を組み立てる力」、「論理的な推論能力」、「最低限の英語力」、「専門性」、そして熱意などを評価いたしました。

今後は9月末の北京大とのセッションを実りあるものにするために、参加者・スタッフで勉強会・フィールドワークを進めていき、その経過報告も本ブログにてさせていただきます。
また、京論壇は中国に関心をもつ学生に開かれた議論の場を提供することを考えております。そういったイベントの告知もこちらでさせていただきます。

今後もぜひ本ブログをチェックしてみてください!