2012年3月11日日曜日

北京で議題決定!(後編)


昨日に続いて北京大生との今年度議論トピック選定の様子をお伝えします。
本日は前年度からの継続スタッフである高浪の報告となります。


皆様お久しぶりです!
去年の国家イメージ分科会の参加者でした、髙浪皦(アキ)です。
今年は議長として京論壇2012の執行に携わります。どうぞ宜しくお願い致します。

東日本大震災から1年を迎えました。
被害にあわれました皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
京論壇の活動が日本を元気づけるきっかけの一つとなれるよう、精一杯努めていこうと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。

さて、北京渡航3日目を迎えました。

昨日は午前一時過ぎまで東大側でミーティングをして、新たなトピック案を練ったり、既存の案を深めてたりしていましたが、北京大生と京論壇の打ち合わせができる事が楽しみで朝起きるのが全く苦になりませんでした!

予定の時刻にカフェにつくと、すでに北京側の代表が僕達のことを待ってくれていました。徐々に他のメンバーも集い、早速トピック決めに移りました。自分たちが何時間もかけて編み出した自殺の問題、自分の命はどこまで自分のものなのか、臓器移植等のテーマを扱う生命倫理案は早くも崩れてしまいました。東大側にとって盲点になっていた弱点を、北京大生は素早く見つけ出してくれました。どちらかが優秀というわけではなく、やはり彼らに見えるものと自分たちに見えるものは違うんだなと感じました。だから彼らと一緒に議論して楽しいのです!

午前中はトピックが一つ決まって、二つ目のトピックの方向性も見えてきた所でお昼をいただきました。そして、両大学スタッフ全員、カフェのソファーで爆睡してしまいました。北京大生との議論に打ち込んでいるときは本当に楽しくて疲れも感じないのですが、一旦議論を終えるやはり眠くなってしまいます。頭をずっと働かせているわけですから長時間の議論には、特に本番中は朝から夜遅くまで頭を使い続けているわけですから、相当のスタミナが必要です。

午後になって北京側の副代表がミーティングに加わりました。日曜日の午前中にGRE(米国の大学院に進学するための試験)対策の授業に出ていることを伺うと、「やはり北京大生はすごい!」と感じました。彼女がたくさん良い指摘をしてくれたおかげもあって、三つ目のトピックも割りと早くきまりました。その後は参加者の選抜についての話であったり、今年のセッションでなにか要望はあるかという話をしたりして、カフェを去りました。実際、なにかテーマさえあればあのまま彼らと議論し続けても良かったのですが。笑 自分の考えを相手の考えにぶつけてみたり、共に新たな案を練ったりするのはとても楽しいですし、ましてや相手が北京大生ですと、気を抜くことなく、常に本気を出していかないと潰されるというスリルがあってなお面白いですし、様々な意味で建設的です。京論壇に入ってから思考であったり、視野の広さであったり、自分は大きく成長していると感じているのですが、準備段階を含む、全てはこの北京大生との熱い議論のおかげだと感じています。本当にありがたいです。

夜は去年の国家イメージ分科会の同窓会に参加しました。早く日本側のスタッフに会って、今後の事を詰めていきたいです!誰がどの分科会に入ってくれるのかも楽しみですね。

では、簡単ですが、今日のブログでした。

                                                                                                                                  (髙浪皦

0 件のコメント:

コメントを投稿