2012年8月16日木曜日

上半期の活動紹介(英語ディベート)


 京論壇では各分科会ごとの勉強会の他に本番セッションに備えてさまざまな試みを行なっています。その中の一つに北京大生相手に互角に議論できる英語力を培うための、即興英語ディベート大会があります。
今回は企画をしてくれたスタッフの清水がその内容を紹介してくれます。

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 こんにちは、法学部3年の清水と申します。京論壇ではスタッフを務めています。今回は、自分と、同じくスタッフの高村が中心となって定期的に開催している即興英語ディベート企画について、ご報告したいと思います。
 最初にディベートを開催したのは、京論壇の立ち上げ合宿です。そこでは目的として以下の二つが掲げられました。
すなわち、
①京論壇の本番セッションにおいては英語が必須であるので、その練習を行うこと
②ディベートを即興で行うことにより、本番セッションの議論に近い形式をゲームとして楽しむこと
です。京論壇スタッフに私も含めて4人もディベート経験者がいたことも開催の契機になりました。
 さて合宿後、定期的な即興英語ディベートを企画することになったのは、「上記①②の目的を、継続的な練習により担保すること」という目標が私達の中にあったからです。特に英語力に関しては、合宿で一回きりのディベートをしたからといって改善されるわけではありません。そこで、定期的に英語力と思考力を伸ばす機会を持とうと、今回の企画に至っています。頻度は週に一回です。週ごとに本郷と駒場でキャンパスを変え、できるだけ多くの人が参加できるようにしています。
 
 私達が行っているディベートの形式について説明したいと思います。一般的な即興英語ディベートは、
「議題発表→準備20分→肯定スピーチ7分→否定スピーチ7分→肯定スピーチ7分…」
のように進んでいきますが、京論壇のメンバーの多くはこの形式に慣れていないため、上記形式を崩して
「議題発表→準備10分→スピーチ3分ずつ→質問タイム2分ずつ→スピーチ2分ずつ→スピーチ2分ずつ」
という、片方のサイドが計7分だけ話すような方法を採用しています。
 過去の議題は
"Summer is better than winter. "
"This house would welcome immigrants."
" It is better to get hand-made presents from your boyfriend or girlfriend than expensive bland-made ones. "
"The internet does more harm than good for children. "
などです。「恋人からのプレゼントは手作りとブランド物のどっちがいい?」など、くだけた議題も楽しいです。

 現在は一時お休みしていますが、余裕があれば再び休暇中に開催する予定です。本番セッションのための準備として役立っていれば、とても嬉しいと思っています。

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