2012年8月27日月曜日

全体ミーティング


 こんにちは、スタッフのです。
今月19日に、第2回 京論壇全体ミーティングが行われました。全体ミーティングとは京論壇の現役メンバーが今年度の京論壇の活動全体、そして各分科会の議論準備について進捗の報告を行い、OBOGの方から意見及び経験談などを伺インタラクティブに交流する場であります。お忙しいところ参加して下さった協賛企業、OBOGの方々から、今後の本番セッションへ向けた準備に役立つフィードバックをたくさん頂きました
省庁や各種業界の最前線で活躍されている方の多い京論壇OBOGの方々は、大変お忙しい中でも京論壇の現役生の活動を手厚くサポートしてくださいます。

 当日は前半で全体そして各分科会の報告を行い、後半で社会発信の企画案を紹介する2
部構成となっておりました。まず幸松代表がスピーチを行い、今年度における「議論による超克」といった理念を強調し、現役メンバーにそれぞれが京論壇に入った理由を再確認させ本番に向けて明確な目標を念頭に置くよう促しました。
 この理念には、北京大生との議論、そして東大同士での議論を通じ、自分が無意識のうちに囚われている価値観や、行動パターンを意識化し、乗り越えていきたいという私たちの思いが込められています。

 その後、アラムナイとの交流を最大化するために少人数のブース形式で分科会報告を行いました。良い議論のために欠かせない、分科会が議論に到達点として設定している目標に適したサブトピックや、議論を支えるフレームワークまたはフィールドワークの案などに関する不安や懸念点をアラムナイにぶつけ、それに対する多くの建設的なフィードバックを頂きました。たとえば、移民分科会では定住中国人のコミュニティの調査を企画していることに対して、アラムナイ関連組織の紹介を提案して下さいました。


 後半の社会発信企画に関する報告は、慣例として分科会報告が中心だった全体ミーティングでの新項目であり、今年度は例年より議論成果の社会発信に力を入れたいという現役メンバーの姿勢が窺えます。しかし、複数の企画案を紹介した後、真っ先にコメントしてくださったアラムナイに京論壇の価値且つ核心であるのは議論であり、今の時点では議論のための準備が最優先課題であることを忘れてはいけないと諭されました。また、現役メンバーがやりたいことに自由にチャレンジしていいとコメントしたアラムナイもいらっしゃいました。多様な意見と指摘を受け、今後更なる企画にとってとても有意義な交流ができました。


 本番まであと1ヶ月を切った現在、全体ミーティングで得られたフィードバックを活かし、より良い議論ができるように最終段階の情報収集やフレームワークの修正に集中したいと思っております。

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